えっ?ヤクルトレディってパートじゃないの!?って疑問に思っているママへ

14歳(男)・12歳(男)・7歳(女)の転勤族アラフォーママです。
「子どもの子育ては幼少期に決まる!!」と信じ、早期教育、とくに『自己肯定感』を高めることを大切にした子育てをしてきました。
もちろん、まだまだ日々悩んだり迷ったりしながら子育て奮闘中ですが、子ども達が少し成長してきた今だからこそ見えてきた「もっとああすれば良かったなぁ…」とか「こうしていて良かったよ!!」”と思える『今だから思う子育て』をご紹介しています。
少しでも子育て奮闘中ママの参考になれば嬉しいです(*^^*)
仕事をしたい!!
と思っても、転勤族で小さな子どもがいるとなかなかままなりません。
もし子どもが熱を出したらどうしよう…
子どもの夏休みや冬休みなどの長期休暇はどうしよう…
小さい子どもがいると、長時間勤務を希望している訳ではないです。
短時間でもいい。
でも時間の問題じゃなくて、小さな子どもをかかえたママが『働く』という壁は結構高いですよね。
そんな時に、子育てママに優しいイメージのヤクルトレディが気になったことはありませんか?
保育園があってとても魅力的ですよね。
私は2年弱、ヤクルトレディをやっていましたが、ヤクルトレディがパートではなく個人事業主だという事を、ヤクルトレディになってから知りました。
面接時に社員さんも説明してくれたのだとは思うのですが、なんせパートじゃない働き方があるなんて思ってもいなかったので、あまり深く考えず、おかげで入ってから理解するまでけっこう時間がかかりました。
なのでヤクルトレディに興味のある方は是非一度読んでみてくださいね。
*この記事はヤクルトレディに興味がある人が何も分からないまま働き始めるより、ある程度疑問を明確にして、説明会で解消してから働いてもらえるといいなぁと思って書いています。
*この記事は私の体験談による個人的な感想も含まれています、あしからずご了承下さい。
- ヤクルトレディに興味がある
- パートじゃないと聞いた事があるが違いが分からない
- 個人事業主のメリットデメリットを知りたい
ヤクルトレディはパートじゃないってほんと?
ヤクルトレディはパートではありません。
パートとは雇用主がいて、決められた仕事をする事で決められたお給料がもらえます。
お給料(時給・日給)や労働条件についての約束事に対しての『雇用契約』を結びます。
なので最低賃金以上のお給料の保証がされています。
ですが、ヤクルトレディは雇用されていません。
1人1人が個人事業主、字のごとく、一人でやっている事業主扱いなんです。
ヤクルトレディになると、ヤクルトと『業務委託契約』を結んでいる個人事業主となり、ヤクルトを販売する権利を得て、販売手数料を報酬として受け取る事ができます。
ヤクルトを仕入れる(仕入れ価格)
⇒お客様に売る(売値は決められていて自分で好きな値段で売っていいわけではありません)
⇒差額の販売手数料が収入
となるのです。
たまに「ヤクルトレディは歩合制」だと知ってはいるけれど、『固定給+歩合制』だと思っている人が多いようですが違いますよ。
ヤクルトは固定給無しの『完全歩合制』、1円も収入保障はありません。
⇒入って3か月くらい(センターによる)は収入保障があります。
ヤクルト⇒『委託を受けている販売会社』⇒ヤクルトレディ⇒お客様
という販売経路になっていて、ヤクルトは『委託を受けた販売会社』がヤクルトレディにヤクルトを販売し、それをヤクルトレディがお客様に販売しているのです。
だいたいセンター(ヤクルトレディが働く事務所)には2、3人の社員さんがいますが、その社員さんは『委託を受けた販売会社』側の人間です。
なので同じセンター内で仕事をしていますが、立場が違うのです。
ざっくり言うと、『委託を受けた販売会社』から見るとヤクルトレディがお客様なんですよね。
なので、ヤクルトレディに気持ちよく働いてもらおうと『委託を受けた販売会社』も色々と催しを企画してくれたりします。
私がいたところでは、『委託を受けた販売会社』が管轄しているいくつかのセンター対抗で運動会があったり、年始にお食事会を開催して、社員さんが労をねぎらってくれるなどしてくれていました。
この仕組みが分かるまで、しばらくかかりました(笑)
ヤクルト側も新商品を考えたり、売りやすい方法を提案してくれたりしてサポートしてくれます。
その商品をおすすめをして、お客様に買ってもらえた時は嬉しいし、パートだといくら売ってもお給料は変わりませんが、売った分だけお給料に直結すると考えると楽しい部分もあります。
ヤクルトレディを検討する際に、決められた時給で働くパートではないという事を理解して、がんばればがんばった分だけ収入になるというやりがいのある仕事だと思えるかが1つのポイントだと思います。
パートが良いとか個人事業主が良いとか、そういう事ではないです。
この部分を知らずに託児所につられて入ると、なにこれ?となってすぐに辞めてしまう人も多いので、ざっくりでも先に知っておくといいかなぁと思います。
ヤクルトレディは色々と経費がかかる!
ヤクルトレディが個人事業主だとお分かりいただけたところで、そうなると諸々の経費は自分で支払う事になります。
働き始めると、制服はレンタルでしたがシャツ、ボールペンや電卓、請求書や領収書などの細かいものから、ジャイロと呼ばれる3輪バイクでお届けに行くので、ヘルメットや雨の日の長靴、寒い日の防寒靴など、様々な物を購入しなければなりませんでした。
これまでパート経験しかなかったので、「レインコートってどうする?買う?」の質問の意味が分からなかったのを覚えています、普通に貸してくれるだろうと思っていたんで(笑)
レインコートや防寒着も自己負担で購入しなければなりませんが、辞められた人が置いて行ったものをもらって、買わずにすむ事もあります。
また、三輪バイク・ジャイロもレンタル費を支払います。
これも最初はお金を取られるって意味が分からなかった(笑)
センターによってレンタル代は違います。
レンタル代にガソリン代も含まれているところもあれば、バイクのレンタル代だけでガソリン代は別途ってところもあるみたいです。
確定申告は販売会社でまとめてやってくれるので、わざわざ確定申告に行くことはありませんでした。
ただ私の場合は旦那さまの会社に私が『青色申告(経費も考慮してくれる)の個人事業主』だと伝えると、最初は不要から外れてもらうとか、相手もヤクルトの制度を分かっていないので色々面倒でした。
たしか、保険の外交員の『外交員報酬』と同じ扱いだった気がしますが、それを理解してもらえれば扶養から外れなくてもいいと言ってもらえました←うろ覚えですみません
あとどんなものが経費として認められるかが気になる方は聞いてみるといいと思います。
経費って言い出すとキリないですよね、お客様宅を訪問するための化粧品だとか美容室代とかお昼ごはんとか、あとセンターに向かう際のガソリン代とか?
その当時、私は無知すぎて何も何が経費になるかなんて疑問に思う事もなかったので、ヤクルトレディになる前に知っておける事は色々情報を得てから検討してみて下さいね。
個人事業主って都合よく働かされるなぁと思ったこと…
個人事業主には最低賃金という概念がありません。
なので一応勤務時間は決まっていますが、それより早く働こうと遅く働こうと収入はかわりません。
…となると、なるべくその勤務時間内におさめたいですよね?
ですが、早く行って掃除をしなければいけなかったり、勉強会と称した研修があったりします。
働いていた頃、お客様宅が自宅の近くにあった同僚が、帰って洗濯物を干していたらしく、社員さんに見つかって怒られていました。
パートなら分かりますが、個人事業主なのにそれは怒られるの?って疑問に思っていました。
個人事業主といっても『業務委託契約』を結んだ時に「勤務時間内は業務以外の事をしてはいけない」と取り交わしていたのでしょうか…。
でもマラソン大会や発表会など、短時間で終わるものは業務中に抜けて見に行ったりするのはOKでした。(お届けするお客様には事前にお届け時間が前後すると了承を頂いてます。)
個人事業主と言っても自由になんでも出来るわけではないのだと思います。
私は深く考えずに結んだ『業務委託契約』でしたが、どんな内容なのかしっかり読んでから検討して下さいね。
でないと後々疑問が不満に変わるかもしれないので…。
解決できず、注意喚起ですみません。
まとめ
がんばれば、がんばった分だけ収入が得られる個人事業主なので、同じセンター内で同じように働いていても収入はみんな違いました。
収入が欲しくて頑張っている人や何十年も働いている人は10万円以上あったり、扶養内におさめたくて8万円前後を目安に働いていたり、ヤクルトレディという仕事が好きで、売上は度外視して働いている人は4、5万円程度だったり…。
個人事業主として働くメリットとデメリットがあります。
もちろんパートにもあります。
何も知らずに「託児所があるし、ママに優しい企業だしいいかな」と軽い気持ちでヤクルトレディとして働き始める労力と、「思っていたのと違う…」と思って辞める労力を考えると、小さい子どもがいるママが働き始めるって本当に大変です。
子どもを数人抱えて入ってきて、最初は泣きまくっていた子どももやっと託児所に慣れた頃なのに、ママが仕事に慣れずに辞めてしまうってケースもあります。
私自身も最初は『ヤクルトレディの仕組みについて』何も分かっていないまま始めましたが、しばらくすると、それなりに分かるようになりました。
でも最初に知っておきたかったなぁって事もたくさんありました。
実際にやってみないと分からない事もたくさんあるので、まずは説明会に行ってみて疑問に思ったことを質問してみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました(*‘∀‘)
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