幼稚園や学校の役員・ＰＴＡの仕事内容を変える勇気って、ありますか？
やっと役員終わったー！！と思っても転勤でふりだしに戻る…を繰り返してます…。 今まで子どもが通った幼稚園や学校では、それぞれルールや形は異なれど、どこでも役員や様々なボランティアがありました。 「自分の子どもが通っているのだから、多少のお手伝いは当たり前」 「ずっと続く訳でもないんだし、決められた事を決められた時にだけきちっとやればいい」 おっしゃる通り。 だから、ずーーっと決められた通り役員やってきました。 でも、今までやって来て分かった事があるんです。 色々な人がいて、色々な家庭がある という事です。 本当に役員なんて出来ないって人もいれば、本当に役員なんてやりたくないって人もいます(笑) ちゃんとやる人もいれば、やらない人もいる…。 役員って全然公平じゃない制度 です。 ボランティアの域を超えてるんじゃあ…ってぐらいの仕事を求められても無理なものは無理！！ もう少し柔軟な役員やＰＴＡのあり方ってないのかなぁ？って思うんですよねー。 いっぱい無駄や理不尽を感じるし。 でも、変える勇気って…ありますか？ 目次 そもそも地域の仕事やＰＴＡの仕事なんて、やりたくなくても押し付けられた所から始まる事が多いです。 「よぉし、幼稚園（学校）を今より良くするぞー！！」 って燃えて引き受ける人は“まれ”です。 つまり！！ 「去年やった通りに仕事をこなして次の人に回そう…」 「任期中に面倒な事がおこりませんよぅに…」 って、そう思っている人が大多数です。 そういう私も同じでした。 例えば、以前は必須だった『緊急連絡網を作る』という仕事。 今はだいたいどこの幼稚園や学校でも、何か有ったらメールで一斉送信されますよね。 子どもの通う学校でもメールで一斉送信されますが、メールが無かった頃の名残で今も残っている『緊急連絡網を作る』という仕事…。 もう必要ないよね…って分かっていても、これを廃止するって勇気がいるんです。 実際に自分が役員をやってみて「これおかしいな？」とか「これ必要ないんじゃないかなぁ」と思っても、自分の代で変えるって難しいんです。 つまり、役員をやる上での優先事項は、「幼稚園（学校）や地域、子供達のためにより良くしよう！！」ではなく、『何事も無く次の人に回そう…』となっちゃってるんです。 本当は『変えた方がいい行事』や『変えた方がいいルール』たくさんあります。 そういう『過去の産物』がたくさん残っていて、それをなくせば仕事も減るって分かっているんです。 でも『くじで当たったり、順番だったりでやりたくてやっているわけでもない…』って人達にとって、“変える”ってとても大変な事なんです。 だから右から来たものを左に回す。 過去の産物だって、変なのって思ってたって回し続ける 大変だからテコ入れしようなんて考えたりしません。 文句言うだけです（笑）
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ＰＴＡがある幼稚園・学校ではどこでもあるのが『ＰＴＡ総会』です。 これ、役員に当たった人は必ず出席しろって言われます。 なので今まで結構な回数出てます。 そしていつも思うんです。 なんだ、この形だけの総会！？ やる意味ある！？ なんとかならんの？ ＰＴＡ総会ってつまらん！！！ なぜＰＴＡ総会はつまらないのか？ なぜなら、スタートからゴールまで道筋は決まっていて、毎年毎年、台本通りに進んでいるだけだからです。 毎年一緒。 主催者側は色々な準備があるし、大変だと思います。 でも、出席している側はあんまり分かってません。 「質問はありますか？」 と言われても、質問なんてありません。 出ろって言われたから出ているって人が９割以上だと思います（きっと教職員も） 自分の意志で参加しる人なんてごくわずか。 それも、「参加しなくちゃいけないのかなぁと思って…」って間違えて来ちゃった人。 きっと翌年からは来ないことでしょう(笑) なので形式通りに終わっていくんです。 毎年毎年。 つまり、『ＰＴＡ総会は必要なものだけれど、形だけやればいい』が前提。 特にそこでどうこうしようなんて誰も思っていません。 だからつまらないし、だったらもっと簡単にすればいいのに。 なんなら無くせばいいのに。 皆が時間調整してまでやる意味なし。 皆忙しいのに、形だけの茶番に付き合うなんてバカバカしいなぁって思います。 以前、幼稚園の本部役員をした事があります。 その時の会長さんが「幼稚園を良くしたい！！」っていうまれ人でした。 その時の本部役員７人全員が同じ気持ちだった訳ではありませんが、会長さんの意向でその年のカラーが決まるってこともあります。 「様々な行事や役員の仕事を整理・断捨離しよう！！」となりました。 これは必要ない、これは負担が大きい。 色々見ていると「これおかしいな」「ムダだな」「負担だなぁ」「変えたい」と思える箇所が色々出てきました。 毎日毎日幼稚園に行って、色々考えました。 そうすると、「なんか変えているらしいよ～」と、前役員さんからその前の役員さんや、他のお母さん方へ。 ヒソヒソヒソ…。 “悪意”という名の尾びれや背びれをつけて噂は広がって行きました。 何かを変えたって時にだいたい文句を言うのは、その役職の前任者や過去の経験者って場合が多いようです。 まぁ知らん人にとってはどこをどう変えたかなんて分からんし興味もないもんなぁ。 前任者に「私の時はあーだった、こーだった」って言われると、ありがたい時とげっそりする時があるわ。 そして迎えたその年の総会、今年の本部は何かをやっているらしいと噂を聞きつけて自分の意志でやって来たお母さんがたくさん来ました。 変更箇所を伝え、「何か質問はありませんか？」と言うと、あちらこちらから「はい！！」「はい！！」と挙手。 総会は時間を延長するほどの議論が交わされました。 賛成、反対、多くの意見が出ました。 役員を引き受け、「園の為に…」と思って毎日一生懸命考えたつもりだったけれど、結局、多くの反発が出て皆が納得するなんて事は無理でした。 「もし変えてうまく行かなかったらどうするの？」 「無責任だ！！」 との声もありました。 役員の任期って、何かを変えようとするには短か過ぎるのかもしれないと思いました。 自分達が変えた事が上手く機能するのかを見届ける事が出来ないからです。 上手く機能しなかった場合、次の代の役員さん達にとばっちりが行くのです。 すなわち、「無責任」の声はあながち間違いではないのかなぁと思いました。 何かを変えるって事は、反発があったり、めちゃくちゃパワーがいる事なのです。 ただ、終わってから園長先生に「こんな楽しい総会初めてでした。」と言われました。 『テーマパークで乗り物に優先的に乗れる券を買う』 このシステムが考えられた時、導入した遊園地に対して「はぁ！？」と怒りの声が出ていました。 「金儲け主義だ！！」 「そんな事までお金にするなんて！！」 とか。 でも、今では様々な遊園地に導入されています。 時間のない観光客などにとっては喜ばれるサービスの一つです。 つまり、『お金』か『時間』か、その人それぞれのニーズに合わせて選ぶ事が出来るのです。 数十年前には考えられないサービスだと思いますが、身近なところでは、高速道路だって特急列車だって飛行機だって考え方は同じです。 『お金を払って時間を買う』 という選択です。 電車で考えるとどんな乗客がいるのか…。 色々な人がいて、色々なニーズが有って、選択は自由なんです。 役員ももう少し自由に選択が出来ればいいのにって思うんです。 人それぞれ、家庭によって色々な事情があるのは当たり前です。 そういった場合、『時間をお金で買う』という考え方が選択肢の一つとして有ってもいいと思うのです。
例１、お金を払って人を雇う 無駄な事は無くして、決められたことを決められた通りにしてくれます。 子どものためを思ってやっている役員ではなく、大半がしょうがなく回ってきた役員を何事も無く右から左に回すだけであれば、誰がやっても同じハズです。 割り切って人を雇った方が効率的かもしれません。 例２、地域の清掃や廃品回収、ベルマーク回収もお金を払う ◎地域の清掃や廃品回収 色んな人がいます。 そんな人は時間をお金で買えばいいんです。 「不参加の人は○○円払う」っていう選択肢が有ってもいいと思います。 ◎ベルマーク回収 ベルマークを集めて、チョキチョキ切って、番号ごとに仕分けして…。 結構面倒です。 などの意見もあります。 ですがその一方で、その為に仕事を休んだり、調整しなければいけない人もいるかもしれません。 だったら「不参加の人は○○円払う」ってシステムにすれば良いと思います。 ベルマークって１日の作業でいくらぐらいになるのでしょうか？ わざわざ仕事を休んで来る人や、小さい子をあやしながら作業をしているママもいます。 たかが『ベルマークを集める事』に負担を感じる必要があるのでしょうか？ 時間をお金で買うという選択です。 もし、いくらか支払う事で免除されるとしたら？ そうしたいと思う人もいるのではないでしょうか？ 「お金じゃないよ、ボランティアなんだから！！」 と言う人もいるかもしれません。 ですが、そもそも役員やPTAってボランティアとしては成り立っていないんです（笑） ボランティア ボランティア（英: volunteer）とは、自らの意志により参加した志願兵のこと。反対語は「強制徴募」 参照元：Wikipedia 原語である英語の volunteer の語の原義は志願兵であり、徴集兵を意味する drafts とは対義の関係にある。 参照元：Wikipedia ほんまや！！役員ってどちらかと言えば“志願兵”より“徴集兵”の方が近いやん！！ そうです、“志願”して役員やPTA役員をしている訳ではなく、“徴集”されているのです。 なのに、役員、PTAは強制参加！！を貫くのなら、それぞれのライフスタイルに寄り添った選択肢を用意出来ればいのになぁと思います。
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幼稚園や学校のＰＴＡ役員、地域役員、子供会（育成会）役員、自治会…。 どこに住んでも、子どもが居ても居なくても、様々な役員が回ってきます。 地域で暮らしている以上、全て無くしてしまうというのは難しいし、お互いに協力し合う部分も大切です。 でも、働き方や暮らし方が多様化してきて、色々な家庭が有り、誰がどんな事に負担を感じているかなんて、人それぞれです。 役員が負担になり過ぎない為にはどうすればいいのか？ もっと役員が柔軟になればいいのになぁと思います。 １０年前、当たり前にしていた事でも、今は必要でない事もあります。 やらなくて良い事は無くして、負担を減らせばいいと思います。 そうは思っていても、自分が変える勇気って、ありますか？ 一人では難しい事でも、皆で変えていけるといいなぁと思います。 ＊ちなみにＰＴＡ役員は強制ではありません。 ＊こちらの記事、すごく参考になりました(*^^*) ↓↓↓↓↓↓↓ PTAを入退会自由にした小学校 「ボランティアの力でこれだけやれる」 PTAの違法性を検証!加入義務、活動参加、役員強制……弁護士がその不条理を明らかに!
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１４歳(男)・１２歳(男)・７歳(女)の転勤族アラフォーママです。
「子どもの子育ては幼少期に決まる!!」と信じ、早期教育、とくに『自己肯定感』を高めることを大切にした子育てをしてきました。
もちろん、まだまだ日々悩んだり迷ったりしながら子育て奮闘中ですが、子ども達が少し成長してきた今だからこそ見えてきた「もっとああすれば良かったなぁ…」とか「こうしていて良かったよ！！」”と思える『今だから思う子育て』をご紹介しています。
少しでも子育て奮闘中ママの参考になれば嬉しいです(*^^*)
ししころPTAや役員の仕事内容を変える勇気…ありますか？
PTA総会ってつまらん！！
なぜＰＴＡ総会はつまらないのか？
ししころＰＴＡのいらない仕事を無くそうとしてみたこと
ねこししころ“時間をお金で買う”という選択
役員の仕事にお金を払うってどういう事？
ねこ
まとめ
